GLIM基準の導入は必要か?NSTフォーラム大阪で得た気づき

NST

NSTフォーラム in 大阪に参加して感じたこと

本日、大阪で開催されたNSTフォーラムに参加し、多くの病院が抱える課題や取り組みを改めて知ることができました。特に印象的だったのは、GLIM基準を導入している施設が予想以上に多かったことです。

私の勤務する病院では、加算的な必要性が大きくないことから、現時点ではGLIM基準は導入されていません。しかし、個人的には GLIM基準は導入すべき と強く感じています。
「この患者さんは低栄養です」と客観的に示せる指標があることで、栄養にあまり関心のない医師に対しても、エビデンスに基づいた提案がしやすくなるからです。

また、多くの施設が今まさに直面している課題として
管理栄養士の人材確保・教育の難しさ
が挙げられていました。これはどの施設でも共通の悩みだと改めて実感しました。

一方で、経営陣へ栄養介入の重要性を理解してもらうのは容易ではありません。
「どれだけ加算が取れるのか」
「コストに見合うのか」
といった机上の議論に偏りがちな現状もあります。

しかし、たとえ環境が完璧でなくても、
自分の影響の輪の中で、魂を込めて活動することが大切 だと再確認しました。

NSTメンバーや栄養委員会のメンバーは定期的に入れ替わるからこそ、発信を続ければ少しずつでも院内に栄養の知識が広がっていく。たとえメンバーを外れた人でも、「以前、NSTではこんな取り組みをしていたな」と思い出し、他部署へ波及していく可能性があります。

薬剤師としてできることには限りがあります。それでも、
NSTの価値や栄養管理の面白さを院内に伝え続けること
には十分意味があります。

今回のフォーラムは、そんな「原点」を思い出させてくれる貴重な機会となりました。これからも、地道に、丁寧に、そして熱を持ってNST活動を続けていきたいと思います。


タイトルとURLをコピーしました