導入
この前、小学6年生の姪っ子から「算数ドリルの問題がわからん!」って写メが送られてきてん。
見てみたら計算そのものはそんなに難しくないんやけど、文章が長くて何をどう計算したらええんか分かりにくい感じやった。
そこで試しに、必要な情報だけコピー用紙に大きく書き出して整理してみたら…
「なるほど!そういうことか!」って姪っ子がスッキリ解いてくれてん。
今回はそのとき気づいた、算数文章題を整理するコツをまとめてみるわ。
なんで文章題は苦手になりやすいん?
文章題が苦手な子って意外と多いんやけど、理由は大体こんなとこやと思う。
- 情報が多すぎて整理できへん
→ 必要な数値と、読まんでええ部分の区別がつきにくい。 - 式をどう立てるか分からん
→ 足すんか?引くんか?割るんか?そこで止まってまう。 - 国語の読解力が求められる
→ 算数の問題やのに、長文を理解する力が必要になる。
結局のところ「計算が苦手」っていうより、文章から必要な情報を整理するのが苦手ってことやな。
情報整理のコツ
姪っ子に教えたときにやったことは、めっちゃシンプルやねん。
- 必要な数値だけ抜き出す
例:「小麦粉250gと1.2kgがあり~」→紙には「250g」「1200g」だけ書く。 - ゴール(求めたいもの)を先に書く
「残りの小麦粉は?」「1mあたりの重さは?」みたいに、最初に目的をはっきりさせる。 - 図やイラストを描く
棒の問題なら棒の絵、箱の問題なら箱の絵を描いて数値をメモ。頭に入りやすい。 - 色ペンで大事な数字を強調
一目で「あ、この数字を使うんやな」って分かるようにする。

余白に書き込むより、別紙に書いたほうがいい理由
算数ドリルって余白が狭いから、無理やりそのスペースに式や図を詰め込むとごちゃごちゃになって、
「自分が今なにしてるのか分からん…」って状態に陥りやすいんよな。
特に文章題は整理が大事やのに、狭いスペースに書き殴ると余計に頭の中が混乱して悪循環になる。
せやから、別紙に大きく書いて解くほうがずっとスッキリするし、考えやすい。
数字も図も伸び伸び書けるから「答えまでの流れ」が一目で分かるし、ミスも減るんよ。
実際の例
例えば「長さ3.5mの鉄の棒の重さが5.6kg。1mあたりの重さは何kg?」って問題。
文章で見るとややこしそうやけど、紙にこう整理したら一発や。
- 3.5m → 5.6kg
- 1m → ? kg
これ見たらすぐに「5.6 ÷ 3.5 = 1.6kg」って分かる。
余計な文章に惑わされんと、すっきり解けるんよな。

まとめ
算数の文章題は「計算力」よりも「整理力」が大事やと、姪っ子に教えて改めて感じた。
だからこそ、必要な数字と条件だけ抜き出してシンプルに書き直す習慣をつけるのがポイント。
もしお子さんが文章題に苦手意識を持ってるなら、ぜひ「別紙に書き出して整理する方法」を試してみてほしい。
うちの姪っ子みたいに、「あ、そういうことか!」って顔してくれる瞬間が見れるかもしれんで😊
実際のノート例


