「参加してたことにしといてくれへん?」
先日、ある学会についてこんなことを言われました。
「2日間参加してたことにしといて」
理由はこうでした。
日勤扱いにはならず、公休扱い。
旅費も参加費も職場からは出ない。
でも後日オンデマンド配信を視聴すれば、参加したのと同じだから、と。
なるほど、考え方としては理解できます。
確かに単位取得が目的であれば、オンデマンドでも問題ないでしょう。
ただ、その一言を聞いたとき、少しだけ寂しさを感じました。
価値観の違い。それだけの話です。
誰が正しいとか間違っているとかではありません。
でも、僕は学会を「単位回収の場」として見ていないことに改めて気づきました。
学会はコストか、それとも投資か
旅費、宿泊費、参加費。
正直、安くはありません。
けれど私はそれを「出費」とはあまり考えていません。
投資です。
株式投資と同じで、
短期的にお金は減りますが、
長期的に見ればリターンがあると考えています。
そのリターンとは何か。
・偶然の出会い
・名刺交換
・発表者との直接の会話
・会場の熱量
・自分の現在地を知る刺激
これらはオンデマンドでは得られません。
実際、今回も予想していなかった出会いがありました。
オンラインでは絶対に起こらなかった出来事です。
「本当に興味がある人」の行動
僕はこう思っています。
本当に興味があれば、一人でも参加する。
職場がお金を出してくれなくても、自腹で行く。
誰かに誘われなくても、自分で決める。
逆に、「参加したことにしておいて」と言う人が、
後日オンデマンド配信を本気で視聴する可能性は、正直あまり高くないのではないか、とも感じました。
もちろん例外はあるでしょう。
しかし、行動と本気度は、ある程度一致するものだと思っています。
人それぞれ。でも私はこう考える
学会への向き合い方は人それぞれです。
単位を取ることが最優先の人もいる。
コストを最小限に抑えたい人もいる。
それも一つの合理的な選択です。
ただ、僕は違います。
将来的に発表する側に立ちたい。
専門性を高めたい。
外部の仲間と繋がりたい。
そう考えると、現地参加は「消費」ではなく「種まき」だと思っています。
数万円と数日間を惜しむよりも、
未来の可能性を広げるほうを選びたい。
結論
学会は「単位」か「自己投資」か。
答えは人それぞれです。
でも僕は、
未来の自分に会いに行く場所として、
これからも現地参加を選びたいと思います。


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