SNS時代に夢中になる若者たちへ。憧れと現実、その狭間にある“お金”の話

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先日、久しぶりに電車に乗って京都まで行ってきた時のこと。
ふと周りを見渡すと、ほとんどの人がスマホをじーっと見てる。
昔は新聞読んでたり、本を開いてたりする人も多かった気がするけど、今はもうSNS一色やなと改めて感じた。

特に若い女の子たちのファッションにはちょっと驚いた。
K-POPアイドルを思わせるような、へそ出しファッションや露出の多いスタイルの子が多くて、「あれ、今ってこういうのが普通なんか?」と一瞬目を疑ったぐらいや。
夏休みが始まったばかりということもあって、グループで楽しそうにしてる姿があちこちに。

夢中になるものがあるのは、ほんまに素晴らしいことやと思う。
ファッションでも音楽でも、推し活でも、SNSでもええ。
自分がワクワクできるものがあるって、それだけで日常に彩りが生まれる。

でもな、最近ちょっと思うことがあるんよ。
あまりにもその世界にどっぷり浸かりすぎて、現実の自分の状況や環境が見えてない人が増えてるようにも感じる。
キツく言うと、それはある種の“現実逃避”にも近いんちゃうかなと。

SNSに出てくるキラキラした世界は、たいてい“作られた理想像”や。
映え重視の写真、加工されたルックス、憧れの生活。
それを見て「自分もこうなりたい」と思うのは自然なことやけど、憧れと現実の違いを客観的に見れないまま背伸びしすぎてしまうと、しんどくなるのは自分自身や。

・ブランド物を買うためにカードローンを使う
・SNSで見栄を張るために副業詐欺にひっかかる
・“楽して稼げる”に釣られて犯罪に巻き込まれる

こんな話、正直めずらしくもなんともない時代や。

若いときにしかできへんことを思いっきり楽しみたいって気持ちは、すごくよくわかる。
でも、人生において“すべてを手に入れる”ってなかなか難しい。
だからこそ、ちゃんと「今の自分の立ち位置」を見つめ直すことが大事やと思う。

そしてやっぱり、最終的に大事になってくるのが**“お金”**やと思う。

憧れを叶えるにも、やりたいことを実現するにも、心の余裕を持つにも、お金は土台として必要。
見栄じゃなくて、本当に自分が大切にしたいことにお金と時間を使えるように。
そのためにも、若いうちから「お金って、人生においてどう関わってくるんやろう?」ってことに一度向き合ってみてほしいなと、電車の中でぼーっと考えてた。


夢中になれるものがあるって幸せなこと。
でも、その夢の裏側にある現実も、ちゃんと見つめてこそホンマの“自分らしさ”が見つかるんちゃうかな。
SNSに映らへんところにこそ、ほんまの自分の価値があるってことも、忘れんといてほしい。

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